【おすすめの一冊】一般の人が利用する、受刑者の働く刑務所の美容室

みなさんの勤める美容室は、ご自宅であったり、店舗であったり、ショッピングセンターのテナントであったり様々ですね。
数ある美容室の中で、女子刑務所内に受刑者が働き、一般のお客様が来られる美容室があることはご存知ですか?

読書の秋ということで、一冊の小説をおすすめしたい思います。

 

その刑務所(塀の中)には受刑者の働く美容室がある

双葉文庫「塀の中の美容室」桜井美奈

美容師になるには2年以上かかるので、受刑期間中に資格を取ろうとすると重い罪を犯した犯罪者ということになります。

そんな重罪の受刑者にシザーなど持たせて大丈夫なのだろうか。
お客様を人質にしたりしないのか。
脱走したりしないのだろうか。

そんな疑問を持たれる方もいることと思います。

数ある美容室の中で、なぜお客様はその美容室に行くのか。

価格が安いから?興味本位?

そこに向かうお客様にドラマがあり、働く受刑者にドラマがある。

 

日々忙しく流れていく時間の中、忘れがちな美容師を志した気持ちを思い出させてくれる小説になるかも知れません。
秋の夜長にぜひ手に取ってみてください。
漫画版もあるようなので、小説がしんどい方はぜひ漫画版で。

 

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